スマルナ
アプリで診察、ピルが届く
インストール
スマルナロゴ

アフターピルはどこで買える?意外と知らないネット通販の危険について

2021年5月19日


避妊に失敗してしまった時、いち早く手に入れたいアフターピル。 「必ず病院に行かないといけないの?」「ネット通販で安く売っているものでも大丈夫?」など、どこでお薬を買ったらいいのか悩んでしまう方もいるのではないでしょうか。 アフターピルはお薬の値段が少し高いため、安さで選んでしまうこともあるかもしれませんが、安い薬には危険が潜んでいることも。 今回は、いざというとき、安全にお薬を手に入れるための方法をご紹介します。

どこで買える?

今の日本でアフターピルを手に入れるには、必ず医師の処方が必要です。
医師から処方を受けるには、病院での「対面診療」と、「オンライン診療」の2種類の方法があります。

対面診療:病院でお薬をもらおう

病院に足を運び、診察を受ける方法を「対面診療」と言います。

アフターピルは早く飲むことが大切なので、お薬をその場ですぐに受け取れる・すぐに飲むことができるのは対面診療の大きなメリットと言えるでしょう。

Webや電話で事前に予約できる病院が多いので、近隣の病院のホームページを探してみましょう。

オンライン診療:自宅でお薬を受け取ろう

「オンライン診療」とは、スマホやPCで診察を受けて、薬や処方箋を自宅で受け取れる方法のことです。

約から診察、お薬の処方、決済までを、ビデオ通話やチャットを通してオンライン上で行います
※ネット通販とは違い、お医者さんからお薬(国内で認可された正規のお薬)の処方を受ける方法ですので、安心して利用することができます。

サービスや配送先地域によって、お薬が手元に届くまでの時間は異なりますので注意が必要です。
アフターピルの場合、妊娠の可能性があるセックスからできるだけ早くお薬を飲む必要があるため、お薬が手元に届くまである程度時間がかかってしまうのはオンライン診療のデメリットと言えるでしょう。

ですが、なかなか病院に行く時間がない方や、土日祝・長期休暇中にお薬が必要になった方、病院に行きづらく悩んでいる方でも、オンライン診療ではすぐに受診することができます
受付や会計の待ち時間の短縮もでき、周りの目を気にしないで処方してもらえるメリットがあります。

※スマルナでの処方の場合は、受付時間内の決済完了で最短翌日お届け予定です(一部地域を除く)。

ネット通販購入は危険?

アフターピルに限らず、ピルは医師の処方が必要な医薬品であり、「お薬」です。ネット通販での購入には多くのリスクが伴います。
※ここでいう「ネット通販」は、オンライン診療などで医師からの処方を受けずに、各自がネット上で購入する場合のことを指しています。

最近では、アフターピルが通販サイトなどで非常に安い値段で販売されていますが、ネット上で流通している薬のほとんどが、海外製のお薬です。「個人輸入代行」として、海外から安いお薬を輸入し、医師の診察なしに販売しています。

海外製のお薬の中は、国内で安全性が認められておらず、偽造薬・粗悪品が紛れ込んでいる可能性があり、十分な避妊効果が得られなかったり、健康に被害が出たりすることもあるので注意が必要です!

また個人輸入のお薬を購入した場合、副作用や健康被害が出てしまった場合にも、責任は個人(お薬の購入者本人)となります。

通販でお薬を買うリスク

  1. 体に有害な成分が含まれている場合がある

お薬を飲んだ後に、強い副作用や健康被害が生じる恐れがあります。
(例:お薬を飲んだ後にきちんと生理が来なくなってしまう、など。)

  1. 十分な避妊効果が得られない場合がある

妊娠を防ぐための成分量が足りずに、時間内にお薬を飲んだのにも関わらず妊娠してしまう可能性があります。

  1. お薬を飲んではいけない身体の状態で飲んでしまう場合がある

医師の診断に基づいての処方ではないため、お薬を飲んでも大丈夫な身体の状態か分かりません。

  1. 副作用が出ても病院で対応できない

重大な副作用や、健康被害が出た際に、すぐに病院で対応することが難しい場合があります。

医療機関での処方(オンライン診療含む)、または薬局で購入したお薬を服用して健康被害が出てしまった場合は、副作用救済制度(国の制度)から給付を受けることができますが、ネット通販で購入したお薬は救済の対象にはなりません

確実な避妊効果を得るため、そして自分の健康を守るために、お薬が必要なときは必ず医師からの処方を受けましょう

まとめ

原則、医師の診察などがないネット通販で医薬品の販売はできません
ネット通販(個人輸入代行)で安く売られているお薬もありますが、ネット通販で購入できるアフターピルの成分や避妊効果は保証されていないので注意が必要です

お薬が必要になったときは、病院に行くか、オンライン診察で受診して必ず医師からの処方を受けましょう。

病院に行きづらい、オンライン診察ってどんなものか分からない、と不安を感じている方は、こちらの記事もあわせてチェックしてみてくださいね。

この記事は参考になりましたか?
11人が参考になったと評価しています

自分の状態を相談したい場合は?

不安なこと、お悩みを薬剤師・助産師に直接相談することができます。

関連記事

この記事を読んでいる人はこちらも読んでいます

カテゴリ一覧