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【医師監修】低用量ピル服用中のコロナワクチンとコロナへの感染について

2021/7/8


世界的に猛威をふるっている新型コロナウイルス。日本でもワクチンの接種が本格的に始まりました。 ニュースでは副反応についてさまざまな報道があり、「低用量ピル服用中はコロナワクチンを避けた方がいいの?」と不安に思う方もいるのではないでしょうか。 結論から言うと、低用量ピル服用中でもコロナワクチンを打っても大丈夫!低用量ピルとコロナワクチンの関係について医師監修のもとご説明します。

低用量ピルとコロナワクチンによる副反応

「低用量ピルを服用中にコロナワクチンを打つと危ない」という噂を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。

低用量ピルの重大な副作用に「血栓症」がありますが、コロナワクチンによってこのリスクが高まるのでは、という話題がありました。

実際、ヨーロッパで接種が行われていた「アストラゼネカ社製」のワクチンでは、副反応として珍しいタイプの血栓症を発症する副反応が確認されています。
そして、低用量ピルを服用していた女性がアストラゼネカ社製のワクチンを接種し、血栓症になったということが報道されていました。

現在日本で接種されているワクチンは、モデルナ(武田薬品)社製ファイザー社製の2種類で、アストラゼネカ社製のワクチンは使用されていません。
モデルナ社製とファイザー社製のワクチンにおいては、副反応として血栓症との関連性は報告されておらず、低用量ピル服用者でも問題なく接種することができます

とはいえ、副反応の噂などを聞くと心配になりますよね。
接種前に不安を抱えている場合は、かかりつけの医師に相談してみることをおすすめします。
接種会場でも、接種前には医師による問診が行われますので、何か気になることがあれば医師に確認してみてくださいね。

なお、「ワクチン接種ができない」のは下記の条件に当てはまる場合です。

  • 37.5℃以上発熱している方
  • 重い急性疾患にかかっている方
  • ワクチンの成分に対してアナフィラキシーショックがあった方


基礎疾患を持っている方は、接種しても問題ないかをかかりつけの主治医の先生にもご確認ください。

ピル服用中に気をつけたいのは新型コロナウイルスの感染

コロナワクチンにおいては、低用量ピル服用中でも接種をして問題がないとされていますが、新型コロナウイルスに感染した場合は注意が必要です。

新型コロナウイルスに感染した場合、血栓症リスクが高まるといわれています。そのため、新型コロナウイルスの感染が確認された場合は服用を中止する検討が行われます。

もし感染がわかったら、受診した病院で低用量ピルを飲んでいるという旨を伝えてください。

低用量ピル服用中にコロナワクチンを打っても大丈夫

現在では低用量ピル服用中にコロナワクチンを打っても問題ないとされています。ピル服用者が気になる、血栓症の副反応は報告されていませんのでご安心くださいね。
もし低用量ピル服用中に新型コロナウイルスに感染した場合は服用を中止するかどうかの検討が必要になりますので、医師にご相談ください。

柴田綾子先生コメント

日本で使用されている新型コロナのワクチン(モデルナ社製とファイザー社製)は、
日本国内で5300万回接種され、4100万人の方が1回目の接種が終わりました(2021年7月時点)。
7月7日現在、血栓症のリスクが増加するという報告はありません。

低用量ピルは、新型コロナのワクチン接種のときには内服を続けて頂いて大丈夫です。

参考資料
厚生労働省 ワクチンと血栓症

医師監修:柴田綾子先生

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