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低用量ピルを飲み忘れたときはどうする?飲み忘れないための対策もご紹介します

2021年5月21日


低用量ピルは1日1錠を毎日一定の時刻に服用することで効果を発揮するお薬です。 ただ、忙しい日々の中で「うっかりピルを飲み忘れてしまった!」なんてこともありますよね。 今回は、ピルを飲み忘れてしまったときどうすればいいか、効果にどんな影響があるのかについてお伝えします。

低用量ピルは21錠と28錠の2種類

低用量ピルは、飲み始めから生理が来るまでの周期ごとにシートに分かれています。1シートあたりの錠剤の数によって21錠タイプと28錠タイプの2種類があります。

どちらもホルモンの成分が入っているお薬(実薬)を21錠飲むのは変わりなく、28錠タイプにはホルモンの成分が入っていない7錠のプラセボ(偽薬)を飲みます。

飲み方の違いとしては、下記の通りです。

  • 21錠タイプ…1シート21錠を飲み切って、7日お薬を飲まない休薬期間
  • 28錠タイプ…1シート28錠を飲み切って、飲み切ったら2シート目を飲み始めます。

ピルを飲み忘れてしまったら

低用量ピルの飲み忘れは決して珍しいことではありませんので、飲み忘れたときは落ち着いて対処しましょう。
ピルを飲み忘れた場合、何日分飲み忘れてしまったかによって対処法が異なります。

実薬を1錠(1日分)飲み忘れたとき

気づいた時点ですぐに飲み忘れた分を飲み、当日分はいつも飲む時間に飲みましょう
気づいた時間がいつも飲む時間と近いという場合には、いつも服用している時間に2錠まとめて内服します。

それ以降は通常どおり服用してください。

実薬を2錠(2日分)以上飲み忘れた場合

一度服用を中止し、次の生理がくるまで待ちましょう
シートにお薬が残っていても、次の生理が来たタイミングで新しいシートから服用を開始しましょう

2錠飲み忘れてしまうと妊娠の可能性が高くなってしまうため、生理がくるまでは他の避妊方法を使用するかセックスを避けるようにしましょう。

飲み忘れの錠数が多くなるほど、不正出血が起こりやすくなるといわれているので注意が必要です。

偽薬(プラセボ)を飲み忘れた場合

28錠タイプに含まれるプラセボ錠にはホルモンが配合されていないので、飲み忘れても問題ありません
飲み忘れた分は飛ばして、以降は通常どおり1日1錠服用しましょう

ピルを飲み忘れてしまったときの避妊効果

ピルを飲み忘れてしまったタイミングによって、避妊効果に影響が出る場合があります。

そのため飲み忘れた場合には、他の避妊法を併用するなどの対策をとるようにしましょう
もし避妊に失敗したら、緊急避妊が必要かどうかを医師に相談しましょう。

基本的には飲み忘れ後7日間連続で低用量ピルを服用することで、再び避妊効果を得ることができます

飲み忘れを防ぐには?

もし飲み忘れてしまっても焦ることはない…といっても、毎日一定の時間に飲むことで効果を発揮するのが低用量ピルです。
そこで、お薬をきちんと決まった時間に服用するためのアドバイスをご紹介します。

アラームをかける

定番なのはスマホなどを使ってアラームをかける方法です。
スマルナアプリでも、毎日お薬を飲む時間をアラームで知らせる機能「服薬アラーム」をかけられます!

マイページをタップし、「リマインダー」から設定可能です。

飲んだかどうか記録をつける

カレンダーなどに印をつけて記録する方法です。
飲んだかどうかを記録しておくと、昨日飲んだっけ?と不安になったときに確認できたり、飲み忘れに気づきやすくなったりするので安心です。

ルーティン行動とセットにする

「歯磨きをしたあとに飲む」「お風呂あがりに飲む」「寝る前に飲む」・・・など、毎日の習慣と一緒にピルを服用する方法です。服用自体も習慣化されて忘れにくくなります。

見える場所に置く

毎日目にする場所に置いておくと、見えたときに思い出せるので、忘れず服用できそうですね。

誰かにリマインドを頼む

自分1人だとつい忘れてしまいそう・・・という方は、家族や恋人などに確認してもらうのもいいかもしれません。

まとめ

もしピルを飲み忘れてしまっても、「何日分飲み忘れたのか」「シートの何列目を飲み忘れたのか」を確認し、慌てず落ち着いて対処しましょう。
避妊効果が弱まることもあるので、必要に応じてほかの避妊法も併用してくださいね。

ピルの効果を最大限得るためには、飲み忘れを防ぐことが重要です。
ご自身のライフスタイルに合わせて飲む時間を設定しましょう。

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