スマルナ
アプリで診察、ピルが届く
インストール
スマルナロゴ

婦人科に行く前に知っておきたい7つのこと。お風呂に入った方がいい?服装は?

2021年6月27日


婦人科を受診するとき、皆さんはどんなことを気にしますか? 婦人科での診察というと、不安や恥ずかしさで受診をためらってしまう方も多いのではないでしょうか。 また、どんな服装でいけばいいのか?シャワーは浴びたほうがいいのか?アンダーヘアは処理していくべきなのか?たくさんの疑問が浮かんでくるかと思います。 今回は、婦人科受診にあたって「気にすべきこと」と「気にしなくていいこと」の2つについてまとめてみました。

気をつけた方がいいこと

①持ち物

持ち物は、以下のチェックリストを参考に準備をしましょう。

  • 保険証
  • ナプキン・おりものシート
  • 生理の状況や基礎体温などのメモ
  • お金(5,000円~15,000円)

なお、治療以外での検診(定期検診・妊婦検診・がん検診など)は保険適用外となります。
※出血や痛みなどの症状があって、検診の結果何らかの診断が下された場合には保険が適用されることもあります。

また、病院によって料金が異なります。クレジットカードで決済ができる病院もあるので、事前にWebや電話で調べると安心です。

②服装・みだしなみ

内診に備えて、着脱しやすい服装で行くことがポイントです。

スカートを履いていけば、内診の際、下着を脱いでスカートをめくるだけでOK!ズボンだと、下半身にまとうものがないのでソワソワしてしまうかもしれません。

また、貧血がないかなどチェックする際に、顔色や爪の色を見る場合があります。濃いメイクやネイルは控えるのがベストです。

③出血中の受診:生理中は基本的にNG

生理中は経血の影響で子宮内の様子が分かりにくい状態となっています。
また、生理中は子宮頸がんや子宮内膜症、そして性感染症などの検査ができません。かゆみなどがある場合も、出血によって腟内に入れるお薬の効果が薄れてしまう可能性があります。

ただ、不正出血が続いている、生理の出血の様子がいつもと違うなど、診察内容によっては出血中でも診察可能な場合もありますので、あらかじめ医療機関に確認するようにしましょう。
出血を起こしている部分を特定して適切な処置を受けるためには、出血中に検査を受けることが大切です。

④前日のセックスは控える

セックスをすると、腟内に傷がついたり、一時的に細菌が増えたりして、検査の妨げになることがります
検査の前日は、セックスを控えるようにしましょう。

⑤トイレは我慢しないで

子宮と膀胱は隣り合わせの位置にあり、膀胱がぱんぱんに膨らんでいる状態だと超音波検査で子宮の様子が見えにくくなってしまいます。また、内診の際に検査器具などで腟内を刺激されると、余計に尿意を催し不快感が生じる可能性があります。

※妊娠の可能性がある人は尿検査を行う場合があるので、検査直前のお手洗いは控えましょう。

気にしなくてもいいこと

①シャワーは浴びてこなくていい

受診前に、腟をシャワーで洗浄しておくべきか悩まれる方も多いでしょう。

しかし、検査内容によっては、腟の中まで洗いすぎてしまうと正確な診断ができなくなる可能性があるので、シャワーは浴びなくて大丈夫です!おりものの状態などを調べる際に大切なのは、腟内が自然な状態であること。

どうしても気になるという場合は、腟錠内は洗わず、外陰部だけ軽く水で流すくらいにしましょう。

②アンダーヘアの処理は要らない

アンダーヘアのお手入れをしなくても、婦人科の診察は問題なく行うことができます

また、性感染症の疑いがあり、性器周辺で炎症などが起こっている場合、カミソリで皮膚に傷がついて炎症が悪化する可能性もあるので、アンダーヘアを無理に処理する必要はありません。

気になる症状は早めに受診しましょう!

病気は、早期発見と早期治療が大切です。
特に婦人科系の病気は放置しておくと、不妊につながるリスクもあるので気をつけましょう。

生理周期や生理に関わる症状の相談だけでなく、おりものの変化や不正出血、性器周辺のかゆみなど、気になる症状があれば早めに婦人科を受診してくださいね。

また、20~30代は子宮内膜症・子宮筋腫・子宮頸がんなどの病気を発症するリスクが高い時期なので、定期的な検診を受けるようにしましょう。

まとめ

婦人科を受診する際には、着脱のしやすい衣服と控えめなメイクで臨むのが理想的です。
持ち物リストを確認し、生理期間を避けて受診してください。

また、受診前のシャワーやアンダーヘアの処理は必要ありません。

内診への不安が強い方も多いかと思いますが、婦人科系の病気は、放置しておくと不妊につながってしまうことも。 この記事でご紹介したポイントを参考に、リラックスして受診してみてくださいね。

気になる症状がある方、そしてこれから定期検診を検討している方は、ぜひ勇気を出して早めに受診をしてみてくださいね。

この記事は参考になりましたか?
67人が参考になったと評価しています

自分の状態を相談したい場合は?

不安なこと、お悩みを薬剤師・助産師に直接相談することができます。

関連記事

この記事を読んでいる人はこちらも読んでいます

カテゴリ一覧