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低用量ピル服用中の定期検診は何が必要?受けるべき検査とその頻度を解説

2021年5月15日


低用量ピル服用中には定期的に受けた方がいい検診があります。 オンライン診療で低用量ピルを処方してもらっている場合、病院に行かずにピルを処方してもらえるため、とっても手軽で便利ですよね。 しかし、オンラインでピルを処方してもらった場合も、定期的に病院に行き、診察や検査を受けることがおすすめです。 今回は、ピル服用中の定期検診についてお話しします。 大切な身体のために、ぜひ定期的に検診を受けるようにしてくださいね。

ピル服用中はどのくらいの頻度で婦人科を受診するべき?

低用量ピルは、世界中で広く用いられており、安全性が高いお薬です。
しかし、まれに血栓症など命に関わる可能性のある副作用がみられたり、子宮頸がんや乳がんの発症リスクがわずかながら高まる可能性があると言われています。
ピルを安心して継続するために、定期的に近くの婦人科で以下の検査と診察を受けましょう

ピル服用中に受けるべき検査

  • 血液検査…半年に1回
  • 子宮頸がん検査…2年に1回(※20歳以上)
  • 乳がん検査…1年に1回(※エコー検査:20歳以上 / マンモグラフィ検査:40歳以上)
  • エコー検査…1年に1回(※膣から器具を挿入して検査を行う方法と、セックスの経験がない場合は、お腹の上から検査を行う方法があります。)
  • 性感染症(STD)検査…1年に1回(※セックスの経験がある人。)


がん検診は各市区町村で無料で行っている住民検診がありますので、詳しくは各自治体に問い合わせてみてくださいね。

オンラインでピルの処方を受けていることは伝えるべき?

婦人科の診察を予約するときや、医師の診察を受けるときに、「オンラインでピルを処方してもらっていて、定期的に検診を受けたい」という旨を伝えましょう

医師は、普段ピルを飲んでいるということを認識したうえで、あなたにあった検査内容を提案してくれます。
忘れずに伝えるようにしましょうね。

まとめ

婦人科は怖い、行きづらい、という方も多いかもしれませんが、がんや血栓症は早期発見が大切なため、定期的に検査を受けるようにしましょう。

また、ピルは高い避妊効果がありますが、性感染症を予防する効果はありません
性感染症検査を定期的に受け、性感染症の予防に有効なコンドームを使用するようにしましょう。

普段ピルを処方してもらっている医師以外にも、近所にかかりつけの医師を見つけておくと安心ですよ。
定期検診だけでなく、何か異常を感じたら医師に相談しましょう。

医師監修:小林克弥先生

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