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低用量ピルとは?正しい飲み方や副作用について

2021/3/2


避妊や生理痛の改善など、女性に嬉しいさまざまな効果が期待できる低用量ピル。 しかし、「副作用が不安」「どのお薬が自分に合ってるかわからない」と不安な方も多いのではないでしょうか? 今回は低用量ピルの飲み方や効果、副作用などについてご紹介します。

低用量ピルとは?


低用量ピルは経口避妊薬で「OC」(Oral Contraceptivesの略)とも呼ばれており、妊娠を防ぐためのお薬です。


ピルには「卵胞ホルモン(エストロゲン)」と「黄体ホルモン(プロゲステロン)」という女性ホルモンに似た2つの成分が入っています。


なぜ避妊の効果を得られるかというと、ピルの服用により体内のホルモンバランスが変化し、脳が「妊娠した」と勘違いをして排卵を止めることができるから。

正しく服用すれば99.7%の避妊効果を得ることができます。


実は簡単。ピルの服用方法


低用量ピルの服用方法はいたって簡単。毎日1錠、毎日決まった時間に飲みます

低用量ピルを始めるときは、原則として生理の初日から飲み始めましょう


避妊だけじゃないピルの効果


低用量ピルは避妊目的で飲まれることが多いですが、実は女性の身体に嬉しい効果もあるんです。

これを「副効用」と呼び、PMS・生理痛・生理周期の改善や、生理日移動ニキビや肌荒れの改善など、日常生活を快適にしてくれる効果が期待できます!


気になる副作用

主な副作用は不正出血、吐き気、めまい、頭痛などが挙げられます。


副作用の原因の多くは、体内のホルモンバランスがお薬の作用で変化することで起こっています。

飲み続けることで体内のホルモンバランスが整い、吐き気、めまい、頭痛などの症状は1週間ほどで改善することが多いです。

また、不正出血についても1〜3ヶ月お薬を飲み続けることで、症状がなくなってくることが多いので、3シートほどは飲み続けてみてくださいね。


ピルの副作用のイメージは、昔は低用量ピルがなく、お薬に含まれるホルモン量が多い中用量ピルを使っていたときの名残と言われています。

今では安全に飲むことができるお薬に改良されています。


しかし、症状が出て服用できない方も一定数います。

低用量ピルにはさまざまな種類がありますので、「お薬が合わないかな?」と思ったら医師に相談してみてくださいね。

リスクも正しく理解しよう

お薬には多少のリスクもありますので、正しく知っておくことで対処がしやすくなります。


  • 血栓症

血栓症とは、血管の中を流れている血液が固まり、血管を詰まらせることを言います。

ただ、ピルの服用によって血栓症を起こす割合は、1年間に1万人がピルを服用すればそのうち3~9人(使用してない人は1~5人)と、確率が高いわけではありません。


血栓症は早めに治療を受けることで改善できる病気です。

もし次の症状が現れたら、血栓症の疑いがありますので、すぐに服用をやめて医師に相談しましょう。

突然の足の痛みや腫れ
手足のしびれ
押しつぶされそうな胸の痛み
息苦しさ
激しい頭痛


  • 乳がん、子宮頸がん

また、ピルを飲み続けることによって、乳がん・子宮頸がんのリスクがわずかながら高くなるといわれています。

ピルを服用し始めたら、定期的に検診を受けるようにしましょう。


自分に合ったピルを選ぼう

「21錠タイプ」と「28錠タイプ」


低用量ピルは、飲み始めから生理が来るまでの周期ごとにシートに分かれています。

1シートあたりの錠剤の数によって21錠タイプと28錠タイプがありますが、効果は全く同じです。

「ホルモンが含まれる錠剤(実薬)を21日間飲む」という点も同じですが、飲み方が少し異なります。


  • 21錠タイプ:21日間実薬を飲む+7日間休薬する(お薬を飲まない)
  • 28錠タイプ:21日間実薬を飲む+7日間偽薬(プラセボ)を飲む


休薬している期間や、偽薬を飲んでいる期間中に生理が始まります。


偽薬(プラセボ)とは、ホルモンの成分が入っていないお薬で、ピルを毎日飲む習慣付けや飲み忘れを防ぐためのもの。

「21錠タイプの低用量ピルだと、休薬期間のあと再び飲み始めるタイミングをうっかり忘れてしまうかも・・・」と不安な方でも安心です。


「1相性」と「3相性」

低用量ピルはホルモンの配合量により「1相性」と「3相性」に分けられます。


  • 1相性

どの錠剤にもホルモンが同じ量含まれています。

体内から出る男性ホルモンの影響があまり出ず、生理前の肌荒れや吹き出物によく効くと言われています。

また生理日をずらしたいなどの希望がある場合は1相性がオススメ!


  • 3相性

ホルモンの量が3段階に分かれており、ピルを飲んでいない場合の自然なホルモンバランスの変化に近くなるので、副作用が出にくいと言われています。

ただし、決められた順番で錠剤を服用しないと避妊効果が得られないので注意が必要です。


それぞれお薬ごとに飲み方や特徴が異なるので、医師や専門家と相談しながら自分にあったピルを処方してもらいましょう。

医師の処方で安全なお薬を

低用量ピルを手に入れるには、必ず医師の処方が必要です。

近くの医療機関やオンライン診察を受診しましょう。


※通販サイトで販売されているピルは、避妊の成分が含まれていなかったり、体に害のある成分が含まれていたりすることもあるそう。自分自身を守るために、必ず医師の処方を受けましょう。


スマルナでは、全国どこからでもオンライン診察で実際に病院に勤務している医師から処方を受けられます。

こういうときどうする?

ピルを飲み忘れたとき

ピルを飲み忘れは、避妊効果に影響が出る場合があります。

そのため、飲み忘れた場合には、他の避妊法を併用するようにしましょう。
もし飲み忘れたタイミングで避妊に失敗してしまったら、緊急避妊が必要かどうかを医師に相談しましょう。

基本的には、飲み忘れた後に7日間連続で低用量ピルを服用することで、再び避妊効果を得ることができます。

◆飲み忘れたときの対処法
飲み忘れた錠数によって対処方法が異なります。
飲み忘れた回数が増えるほど避妊効果は減少してしまいますので注意しましょう。

1シート目を飲み終えたとき

低用量ピルは28日で1周期です。

生理の有無に関わらず、1シート(28錠)服用を終えたら、次のシートの1錠目から服用を開始してください。

まとめ

低用量ピルには女性の生活を快適にする効果があります。

ただ、副作用や飲み方の注意点があるお薬なので、それらをよく理解することが大切です。

服用目的やライフスタイルに合わせて自分に合ったピルを選んでみてくださいね。


スマルナ「医療相談室」では、無料相談で詳しくお話を伺っていますので、副作用や服用方法などで不安なときには、ぜひ一度相談してみてください。


医師監修:小林克弥先生

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